仕事でExcelを使っていると、エラーに直面することはよくあります。特に、複雑な関数や数式を扱っていると、小さなミスが大きな問題に繋がりがちです。私は関数はベタ打ちで作ることが多いためかっこを閉め忘れたり、EXCELが得意じゃない人の作った関数をみて「なんだか式が変だけど、どこを修正すれば良いのか…」と思うことがあります。そんなときに頼りになるのが、実はChatGPTです!今回は、Excelでよくある「カッコ閉じ忘れ」や「計算ミス」の原因を、ChatGPTを使って即解決する方法をご紹介します。
「カッコ閉じ忘れ」問題をChatGPTで解決!
Excelで関数を入力していると、よくあるエラーが「カッコの数が合わない」というものです。例えば、以下のような数式を入力したときにエラーが出たとします。
この式を見ると、かっこの閉じ忘れがあるのですが、パッと見ただけではどこに加えて良いのかわかりません。そんなときは、ChatGPTに聞いてみると、あっという間に解決できます。
例えば、ChatGPTに「このExcelの式、エラーになるんだけど、どこが間違ってる?」と質問してみましょう。すると、以下のような回答が得られます。
💬 ChatGPTの回答例
- 問題: カッコが足りていません。
- 修正:
IF(C1="Yes",D1,D2)
の閉じカッコが抜けているため、次のように修正してください。
理由: Excelは関数内でカッコの対応を厳密にチェックしています。カッコが足りないと、数式全体が正しく計算されません。このように、ChatGPTに質問するだけで、どこが間違っているかを簡単に特定できます。
計算ミスの原因も特定できる!
次に、計算結果が期待通りにならないときの対処法です。
Excelで関数を書いたのに 「#VALUE!」「#N/A」「#DIV/0!」 みたいなエラーが出てなんで?と思うことも多いはず。
そんな時も、ChatGPTに式をコピペして質問すれば、原因を即座に特定してくれます。例えば、以下のように質問します。
「=VLOOKUP(A2,Sheet2!A:B,2,FALSE) この式がエラーになっているのはなぜ?」と聞いてみます。
すると、ChatGPTは以下のような原因を教えてくれます。
💬 ChatGPTの回答例
可能性①: A2の値がSheet2のA列に存在しない
可能性②: A列のデータが数値と文字列で混ざってる
可能性③: VLOOKUPの範囲指定が間違ってる
こんな感じで、エラーの原因と解決策を探ってくれます。
見えないスペースや文字列が入っている、データ形式の違いによる計算ミスが原因となることもよくありますので、チェックしてみてください。
結論:Excelのエラー調査はChatGPTに丸投げしよう!
Excelでエラーに直面したとき、ChatGPTを活用することで、エラーの原因をすぐに特定できます。特に以下のようなケースでは、ChatGPTに質問するだけで解決できます。
- カッコ閉じ忘れ → 「この関数、どこが間違ってる?」と聞く
- 計算結果が合わない → 「A2の数式が期待通りにならない、原因は?」と聞く
- 他のExcel関数のトラブル → 「このVLOOKUP、エラーになるのはなぜ?」
こうすることで、エラー調査にかかる時間が激減します。複雑な式や長い数式を目の前にして、エラーの原因を探し続けるのはストレスになりますが、ChatGPTを使えば、もうそのような悩みから解放されます。
また、Excelの他にも、Googleスプレッドシートやさまざまなツールで関数や計算のエラーが発生した場合も、同じようにChatGPTに頼んでみましょう。正確なフィードバックを即座に得ることができ、作業効率が大幅に向上します。
今すぐ、あなたのExcelエラーもChatGPTで解決して、よりスムーズに作業を進めていきましょう!
![]() |
ChatGPTと最新AIツールがまるごとわかる本 (100%ムックシリーズ) 価格:1100円 |
![]() |
ずるい! ChatGPT仕事術 (日経ホームマガジン) [ 日経トレンディ ] 価格:1210円 |