中小企業の経理担当者は、総務や他部門も兼務しているケースが多く、業務の幅が広いこともあります。4月になると歓送迎会の準備や社内イベント、さらには各部署との日程調整に追われることもしばしばです。
また、フリーランスや一人社長の方にとっては、クライアントとの打ち合わせ調整が重要な業務となります。
今回は、そんな多忙な方々が手軽に利用できる「無料スケジュール調整ツール」をご紹介し、業務効率化(DX)を実現する方法をご紹介します。
🛠 無料で使えるスケジュール調整ツール3選!
1. LINEスケジュール
LINEスケジュールは、LINEのグループや個別トーク内で複数人の予定を調整できる無料機能です。
- 特徴
- 「この日がOK」「この日はNG」といった投票形式で簡単に予定を決めることができます。
- 回答結果はリアルタイムで反映され、誰がどの日に参加可能かが一目で分かります。
- 確定した日程は、そのままLINEカレンダーに登録でき、手間が省けます。
- 使い方
- LINEのトーク画面を開き、「+」ボタンから「日程調整」を選択します。
- イベント名と候補日を入力し、メンバーに送信。
- 各メンバーが投票することで、最適な日程が決定します。
LINEを日常的に利用している職場や社内環境では、手軽に利用できるため非常におすすめです。
2. 調整さん(https://chouseisan.com/)
調整さんは、シンプルで直感的に使えるスケジュール調整ツールです。
- 特徴
- URLを共有するだけで、登録不要で誰でも利用可能。
- 複数人の空き日を集計できるため、会議やシフト希望などの調整が容易です。
- スマホでも使え、手軽に日程調整が可能です
- 使い方
- 例えば、会議やシフト調整の際に、候補日を設定してURLをスタッフに送信するだけで、各自が空き状況を入力できます。
- 結果が一覧で表示され、最適な日程がすぐに見えてきます。
PCやブラウザで利用する場合は、操作性が高く、業務の合間に手軽に予定を確認できる点が魅力です。
3. TimeRex(https://timerex.net/)
TimeRexは、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携することができるため、社外との打ち合わせやクライアント予約に最適なツールです。
- 特徴
- 「〇〇時~〇〇時の間で空いている時間を自動調整」する機能があり、効率的な日程調整が可能です。
- ZoomやGoogle Meetの会議リンクも自動生成され、オンライン会議の予約もスムーズに行えます。
- 使い方
- 自身のカレンダーと連携させることで、空き時間を自動的に反映し、クライアントや取引先が直接予約できる環境を整えます。
- これにより、従来の電話やメールでの調整作業が大幅に削減され、業務効率が向上します。
TimeRexは、特に社外との打ち合わせや商談、フリーランス・個人事業主の予約管理に最適です。
おすすめの使い方と業務への応用例
各ツールは、それぞれの特徴に合わせて利用することで、さまざまな業務の効率化に役立ちます。
- 社内の日程調整
- 会議、シフト、休暇調整、さらには打刻ミスの修正など、社内スケジュールの管理にLINEスケジュールや調整さんが効果的です。
- 社外との打ち合わせ
- 取引先や税理士との面談、またはクライアントとの商談にTimeRexを活用すれば、スムーズな日程調整が可能となり、信頼性も向上します。
- フリーランス・個人事業主の予約管理
- クライアントとの商談やコンサル予約にTimeRexを導入することで、予約受付が自動化され、余計な手間が省けます。
- 人事・労務系の調整
- 面接日程や研修スケジュールの調整にも、調整さんやLINEスケジュールが有効です。
まとめ
中小企業の経理・総務担当者やフリーランス、一人社長の方にとって、スケジュール調整は業務効率化(DX)の重要な要素です。LINEスケジュール、調整さん、TimeRexといった無料ツールを上手に使い分けることで、社内外の予定調整をスムーズに行い、貴重な時間を本来の業務に集中することが可能になります。ぜひ、今回ご紹介したツールを実際に試して、業務の効率化にお役立てください。
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