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【経費精算】Googleフォーム vs AppSheet徹底比較|AppSheetとは?

【経費精算】Googleフォーム vs AppSheet徹底比較|AppSheetとは?

経費精算を効率化するためにGoogleフォームの活用を検討している方。

最近ではGoogleが提供するノーコードアプリ開発ツール「AppSheet」も注目を集めており、どちらが良いか迷っていることも多いのではないでしょうか。

今回は、「GoogleフォームとAppSheet、どちらを使うのが最適なのか?」と疑問を持つ方のために、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較してみました。


AppSheetとは?

AppSheet(アップシート)は、プログラミング不要でアプリを作成できるノーコードツールです。Googleスプレッドシートと連携し、スマートフォン向けのアプリを構築できるため、経費精算のような業務フローの最適化に役立ちます。

AppSheetで経費精算アプリを作る手順

  1. スプレッドシートを準備

    • 「申請者」「日付」「金額」「科目」「領収書アップロード」などの項目を作成

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  2. AppSheetに登録し、Googleアカウントでログイン

  3. +Createからアプリを作成

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  4. データソースとしてスプレッドシートを指定

    【経費精算】Googleフォーム vs AppSheet徹底比較|AppSheetとは?

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  5. フォームを作成し、各フィールドのデータ型を設定

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  6. 科目をプルダウン形式にする

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  7. 承認ステータスを申請者が変更できないように設定

    【経費精算】Googleフォーム vs AppSheet徹底比較|AppSheetとは?

  8. 領収書アップロード項目をimageに設定

    【経費精算】Googleフォーム vs AppSheet徹底比較|AppSheetとは?

  9. 保存して共有

登録されたデータはスプレッドシートに即時連携されます。

【経費精算】Googleフォーム vs AppSheet徹底比較|AppSheetとは?


Googleフォームでの経費精算

Googleフォームをでの経費精算システムの作成手順は、以下の記事で解説していますのでご確認ください。

Googleフォームで承認フローを作成(中小企業向け)

keiridx.net

Googleフォームで個人の経費精算(個人向け)

keiridx.net


Googleフォーム vs AppSheetの比較

比較項目 Googleフォーム AppSheet
視認性 シンプルなUI スマホ特化で見やすい
自動化 GASを活用 ノーコードで簡単(有料機能あり)
入力のしやすさ 1回ごとに送信 連続入力がスムーズ
領収書アップロード 画像はライブラリからのみ カメラ起動orライブラリから選択
電子帳簿保存法対応 なし Google Workspace Business Plus以上で可能
費用 無料

有料プランが必要

AppSheetの料金 - 無料と有料の違い、ライセンスの数え方

画像の保存形式 URL形式でスプレッドシートに記録 パス形式で保存(検索不可)

AppSheetをおすすめするケース

  • 個人利用の経費精算

    • 領収書を見返さない前提ならAppSheetは便利。

  • 作業報告やメモ用途

    • 写真付きの記録を簡単に作成・管理したい場合に最適。

  • 有料プランを活用できる場合

    • Automation機能で承認フローをノーコードで構築可能。

      ★筆者の感想:AppSheetの最大の特徴は、UIが非常に見やすい点です。スマホで表示した際の見やすさがGoogleフォームとは圧倒的に違い、ほぼ一般的な経費精算アプリと遜色ないレベルの表示を実現できます。Automation機能を活用して承認フローを設定する際も、視覚的に分かりやすい構成になっており、初心者でも扱いやすいです。ただし、画像がURL形式で保存されないため、アプリの管理画面から確認する必要がある点には注意が必要です。

▼アプリ画面から確認する方法

【経費精算】Googleフォーム vs AppSheet徹底比較|AppSheetとは?

【経費精算】Googleフォーム vs AppSheet徹底比較|AppSheetとは?

Googleフォームをおすすめするケース

  • コストをかけたくない場合

    • 無料で使えるため、小規模チームには最適。

  • 画像のURLをスプレッドシートに保存したい場合

    • 画像データを確認しながらの作業が必要になる場合はGoogleフォームがおすすめ

    ★筆者の感想:データの取り扱いやすさを重視するなら、Googleフォームに軍配が上がります。特に、GASを活用でき、個人利用で(スマホUIをあまり考慮する必要がない)無償で使いたい場合にはGoogleフォームが適しています。法人利用においても、領収書の確認など、画像を見ながら進める必要がある業務にはGoogleフォームの方が利便性が高いでしょう。

結論:どっちを選ぶべき?

無料で使いたいならGoogleフォーム、有料でも視認性と使い勝手を重視するならAppSheetがおすすめです。

特に、スマホでの入力が多い場合や、ノーコードでの自動化を活用したい場合にはAppSheetが優位。一方、スプレッドシートとシンプルに連携し、画像の検索性を確保したい場合はGoogleフォームが適しています。

導入の際は、それぞれの特性を理解し、自社の業務フローに合ったツールを選びましょう!

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