業務自動化で脱・手作業!一人事務のDX活用術 | RPA・自動化ツール

業務自動化で脱・手作業!一人事務のDX活用ブログ|RPA・自動化ツールで業務をもっとラクに、もっとスマートに

Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信

初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

Power Automateを活用してSlackとの連携を進めていると、公開チャンネルには簡単にメッセージを送れるのに、なぜかDMやプライベートチャンネルには送れない…。そんな悩みに直面したことはありませんか?

Slackのダイレクトメッセージ(DM)やプライベートチャンネルへのメッセージ送信には、Power Automateを使う際にちょっとした工夫が必要です。しかし、少しの設定で簡単に実現できる方法があります。

今回は、Power Automateを使ってSlackのDMやプライベートチャンネルにメッセージを送信する方法を、初心者でもわかりやすく解説します。ぜひ試して、業務の効率化に役立ててください!

ステップ1: Power Automateのクラウドフローを作成

まず、Power Automateを開いてください。

初期設定が済んでいない場合は、設定を完了させてから進んでください。

▼初期設定はこちら

keiridx.net

  1. Power Automateクラウドフロー にアクセスします。

  2. サイドバーにある「+作成」をクリックし、「スケジュール済クラウドフロー」を選択します。

    初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

    • 今回は、毎月5日の10時にリマインド投稿をする設定を例に説明します。

    • フロー名はお好きな名前で設定しましょう(例:締め日リマインド)。

    • 開始日を「4/5」に設定し、時間を「10:00」にします。

    • 繰り返し間隔は「1か月」を選び、「作成」をクリックします。

      初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

ステップ2: Slackのメッセージ送信アクションを追加

次に、Slackへメッセージを送るアクションを設定します。

  1. Recurrence」の下にある「+マーク」をクリックして、アクションを追加します。

    初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

  2. アクション検索バーで「Slack」を検索し、Slackのアクションの中から「メッセージの投稿(V2)」を選択します。

    初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

ステップ3: チャンネルIDを取得する

DMプライベートチャンネルへの投稿は、通常のチャンネル名では選択できません。そのため、チャンネルIDを手動で入力する必要があります。

  1. Slackをブラウザで開き、メッセージを送りたいチャンネルを選択します。

  2. チャンネルのURLを確認します。例えば、次のようなURLになります:

    https://app.slack.com/client/TXXXXXXXX/DXXXXXXXX
  3. このURLの最後の「DXXXXXXXX」の部分が、チャンネルIDです。このIDをメモしておきます。

     

    ▼赤の部分がチャンネルID初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

     

ステップ4: チャンネルIDを入力

  1. Power Automateの「メッセージの投稿(V2)」アクションに戻り、「チャンネル名」のフィールドに、先ほどメモしたチャンネルIDを入力します。

ステップ5: メッセージを入力

  1. 次に、送信するメッセージを入力します。例えば、リマインダーとして「締め日のリマインド」を送る場合、次のようなテキストを入力します:

     
     
    @here 本日が締め日となります。締め切りまでに入力をお願いします!
    • @here → <!here>

    • @channel → <!channel>

    1. メンションしたいユーザーを選び、右クリックからプロフィールを表示します。

      初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

    2. 三点リーダをクリックし、メンバーIDをコピーします。

      初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

    3. 次に、メッセージにこのIDを入力します:

      <@***********>
      個人へメンションを送る場合は、次の方法でメンションを設定します。

    ここで、***********の部分にはコピーしたメンバーIDを入力します。

    初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

ステップ6: 「ユーザーとして投稿する」を設定

  1. 詳細パラメーターを表示し、「ユーザーとして投稿する」を「はい」に設定します。

    • これにより、Slackでのメッセージ送信者がPower Automateではなく、実際のユーザーとして表示されます。

      初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

ステップ7: フローを保存し、テスト実行

最後に、設定を保存し、テスト実行を行って、メッセージが正しく送信されるか確認します。

初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

 


まとめ

以上のような設定で、SlackのプライベートチャンネルやDMへのメッセージ送信を簡単に行うことができます。

Power Automateを使えば、自動リマインドのようなタスクも簡単に自動化できるので、手動での通知を減らし、効率的に業務を進めることができます。

設定自体は意外と簡単で、ちょっとした工夫でSlackの個別メッセージやプライベートチャンネル、細かなメンション指定にも対応可能です。

ぜひ、Power Automateを使って、リマインダーや定期的な通知を効率よく自動化し、時間を有効活用していきましょう!

 

▼Power Automate Desktopを使ってSlackへメッセージを送る方法はこちら

※Power AutomateからのSlackへの投稿はマイクロソフトアカウントと連携されているSlackアカウントである必要があるため、連携外のアカウントの場合はこちらの方法が便利です。

keiridx.net

▼関連リンク▼

GoogleドライブのファイルアップロードをSlack連携して通知する

keiridx.net

SlackへGoogleフォームの回答を自動通知する

keiridx.net

▼この記事が役に立ったらブックマークをお願いします

 初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法

初心者でも簡単!Power AutomateでSlackのDM・プライベートチャンネルにメッセージを送信する方法
人気ブログランキング