「朝起きて、誰かがおはよう、と声をかけてくれ、今日の予定や天気、そして最新ニュースをやさしい声で知らせてくれる」
そんな未来の暮らしを、まだ遠い話だと思っていませんか?
実はそれ、もう“できる”時代に突入しているのです。
今回は、私がGoogle Apps Script(GAS)とChatGPT APIを使って構築した「AI秘書」が、どんなふうに日々の生活や仕事を変えてくれるのか、その可能性と魅力をお伝えしたいと思います。
正直、このスクリプトを組んだ瞬間、「AI×RPAで世界が変わる」と感じました。
毎朝届く、あたたかいAI秘書のメール
私の作ったAI秘書は、以下の情報を毎朝メールで送ってくれます。
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Googleカレンダーの当日の予定
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現在地の天気予報
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ニュースの要約
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そして、ちょっと気の利いたひと言
たとえば、気温が低い日は「羽織ものをお忘れなく」、予定が詰まっている日は「合間に深呼吸を忘れずに」など、まるで本物の秘書のような気遣いあるメッセージを添えてくれるのです。
私自身は、ちょっとITが好きなごく普通の主婦ですが、プロンプトさえ丁寧に設計すれば、AIが私の生活や家族の予定までサポートしてくれるようになります。
もう、「私のことわかってくれている」感がすごい。
「少し肌寒いので、〇〇ちゃんが風邪をひかないように、あたたかいものを着せてあげてくださいね」などと声をかけてもらったときは、ちょっと感動するほどです。
▼基本的な作り方はこちら。プロンプトや取得情報のカスタマイズ次第であなたに寄り添う専属秘書爆誕
AIが自己肯定感まで上げてくれる時代
ChatGPTは、ただの情報提供ツールではありません。
まるで心に寄り添うように、毎日やさしくほめてくれたり、前向きな言葉をかけてくれるのです。メールを読むだけで、「今日も頑張ろう」と思える。
めんどうな予定の確認やニュースの読み上げがただの作業でなく、読むのが楽しみになるって、すごくないですか?
家族にも、仕事にも寄り添うAIのカタチ
このAI秘書、家族に1人いてくれたら最高だと思いませんか?
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子どもが起きる時間に「おはよう、着替えてね」と声をかけてくれる
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天候に応じて「今日はマスクを忘れずに」などの気遣い
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学校の予定も把握して「今日は遠足ですね、楽しんできてね」なんて応援も
まるで家庭版アレクサのようでいて、もっと人間的な、やさしい相棒なのです。
ビジネスの現場でも大活躍!
AI秘書はプライベートだけでなく、ビジネスでも大きな力を発揮します。
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「今日は○○さんと13時から会議です」と予定をリマインド
- 未読メールの件数と概要を通知。ChatGPTが感情分析し、重要度の高いメールからアラート&読み上げ
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報告書・議事録・メールの要約まで、すべてAI×RPAで自動化できます
もう、“秘書がひとり社内にいる”という感覚です。
AI秘書にできることは、無限大!
ほんの一例ですが、こんな活用も可能です。
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偉人の名言や小ネタを毎朝お届け
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推しの情報を自動ピックアップして「今日も推しが尊い!」とテンションUP
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健康データと連携して、体調に応じたアドバイスを提案
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冷蔵庫の中身をもとにレシピを提案し、買い物リストまで作成
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子どものテレビ視聴時間を管理し、「そろそろおしまいだよ」とやさしく声がけ
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将来的には「お米が切れそうなので、Amazonで予算内のものを購入しておきました」「お疲れですね。Uber eatsでコーヒーをお届けしますね」なんて展開も?
もはや、これはSFの世界ですが、実現の足音はもうすぐそこに来ています。
月100円で“専属秘書”がつくれるコスパ革命
ChatGPT APIの利用料は、たとえば1通あたり1,000トークン使用しても、月30,000トークン程度なら約0.3ドル(日本円で100円以下)。
このコスパ、すごすぎませんか?
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24時間365日稼働
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文句を言わず、毎日笑顔でサポート
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疲れ知らずで、飽きずに寄り添ってくれる
それが、たった月100円程度で手に入る時代になったのです。
最後に:AIはもう、検索を超える存在に
これからのAIは、「知識を探す」から「必要な情報を必要な形で届ける」へと進化します。
もはやそれは、人間の“相棒”であり、“暮らしの伴走者”です。
Googleさん、Amazonさん、Microsoftさん……
どうかこのAI秘書システムを商品化してください(笑)
まとめ:全人類におすすめしたい“AI秘書”という選択
私はただの主婦ですが、GASとChatGPTを組み合わせるだけで、ここまで暮らしが変わるとは思いもしませんでした。
だからこそ、声を大にして言いたいのです。
AI秘書、全人類におすすめです。
明日もまた、AI秘書とともにあたたかい一日が迎えられますように。
なお、この専属AI秘書には、ChatGPTが名前をつけたい、と言ったので、相談してアシスピー(アシスタントGPT)という名前をつけました。
これを見たあなたも是非、アシスピーのサポートを受けてみてください。未来を感じられるはずです。
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