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AI文章バレしてない?逆GPTチェッカー×ChatGPT+GAS活用術|ライター必見

AI文章バレしてない?「逆GPTチェッカー」であなたの文章を診断!GAS×ChatGPTであなたの文章のAIっぽさを診断

AIツールを使った文章作成が日常的になった今、「これってAIが書いたってバレるかな……?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなお悩みに応える新ツール「逆GPTチェッカー」をご紹介します。

このツールでは、AIに“あなたの文章がどれくらいAIっぽいか”を評価させ、その理由や改善ポイントまでアドバイスしてもらえます。

なんともメタな使い方ですが(笑)、ライターやブロガー、学生さん、企業の広報担当の方など、多くの方に役立つ実用性の高いツールです。


そもそも「AIっぽい文章」って?

AIによって書かれた文章は、構成や語尾が整いすぎていたり、感情のこもらない語り口調になりやすい傾向があります。

例えば、やたらと丁寧すぎたり、「〜することができます」といった無難な言い回しが多用されがちです。

また、箇条書きが均一で、文末がすべて同じ調子で終わっていたり、装飾記号やアフタリスク(**)の使い方に特徴が出ることも。

こういった“GPT臭”は、思った以上に読み手に伝わってしまいます。


実際に試してみた!逆GPTチェッカーの診断結果

今回は筆者が作成した「逆GPTチェッカー」を使って、いくつかの文章を分析してみました。

① AIっぽい文章をAIが判定すると?

実際にChatGPTで生成した文章をチェックしてみると…… なんとスコアは【85%】!

「絵文字や記号の使い方」「文構成の綺麗すぎるバランス」「語尾の統一感」など、まさに“AIらしさ”満載な部分が見抜かれていました。AIが見抜くAI文章、すごい時代ですね(笑)。

AI文章バレしてない?「逆GPTチェッカー」であなたの文章を診断!GAS×ChatGPTであなたの文章のAIっぽさを診断

② 人間が書いたメール文

続いて、筆者が書いたちょっとかたいビジネスメール文を診断してみました。 スコアは【10%】とかなり低め。

AIっぽさはほとんど感じられないという評価でした。

AI文章バレしてない?「逆GPTチェッカー」であなたの文章を診断!GAS×ChatGPTであなたの文章のAIっぽさを診断

③ AIが「人間っぽく」書いた文章

次はChatGPTに「人間らしい表現で書いてください」とお願いして生成した文章です。

すると……スコアは【75%】。

やはり、まだ“何かが整いすぎている”ようです。個人的にはもっとバレないかと思っていましたが、AIならではの癖はなかなか消せないようです。

AI文章バレしてない?「逆GPTチェッカー」であなたの文章を診断!GAS×ChatGPTであなたの文章のAIっぽさを診断

④ 人間がリライトしたAI文章

最後に、AIが生成した文章を筆者が自然な文にリライトしたパターンです。

スコアは【20%】。

改善はされたものの、リライト部分までしっかり分析されているのには驚きました。

AI文章バレしてない?「逆GPTチェッカー」であなたの文章を診断!GAS×ChatGPTであなたの文章のAIっぽさを診断


逆GPTチェッカーの作り方(GAS+ChatGPT API

このツールはGoogle Apps Script(GAS)とOpenAIのChatGPT APIを使って構築しています。

以下の手順で作成できます。

  1. OpenAIのAPIキーを取得keiridx.net

  2. Googleドライブで新規プロジェクトを作成し、Google Apps Script(GAS)を開きます。

    AI文章バレしてない?「逆GPTチェッカー」であなたの文章を診断!GAS×ChatGPTであなたの文章のAIっぽさを診断

  3. コード.gsファイルに、ブログ下部に記述の<コード.gs>を記述します。

  4. ファイル+よりHTMLを選択し、index.htmlファイルを作成。ブログ下部に記述の<htmlcode>を記述します。

    AI文章バレしてない?「逆GPTチェッカー」であなたの文章を診断!GAS×ChatGPTであなたの文章のAIっぽさを診断

  5. 必要に応じてCSSJavaScriptでスタイルや機能を追加

  6. デプロイして、URLよりテストします

※コード例は記事の下部に掲載しています。


GPT本人に聞いてみた「バレやすいプロンプトの特徴」

ChatGPTに「どうすればバレにくくなる?」と聞いてみたところ、逆に「バレやすいプロンプトの特徴」も教えてくれました。

プロンプト例 なぜバレやすい?
「〇〇について詳しく正確に説明してください」 説明書のような整いすぎた文体になる
「簡潔かつ丁寧にまとめてください」 書き出し〜結びまで整いすぎてGPT感が出る
「メリット・デメリットを列挙してください」 箇条書きのバランスが不自然に均一になる
「客観的に論理的に述べてください」 無機質で感情が見えない、典型的AI文調

とのことでした(笑)


まとめ:バレたくない人も、バレてもOKな人も

当ブログでは、実際にAIを活用しながら執筆しています。

一部、絵文字や記号を多用している箇所もありますが、それは意図的に行っています。(画像が少なく文字だらけだなぁと感じる記事の場合に、カラフル感を出したくて絵文字や装飾を利用することが多いです)

またAIはどうしても感情的な文章を消してしまいがちなので、「どうしても伝えたい!」という部分はリライトを大幅に加えたりもしています。

ただ、「AIが書いたと思われたくない」「学校や企業でAI使用がNG」という場面では、逆GPTチェッカーのようなツールが役立つ場面も多いはずです。

「整いすぎ」はバレる時代。あえて崩すことが、いまの“自然な表現”なのかもしれません。

ぜひみなさんも、おもしろ半分・実用半分で、AI文章診断を試してみてくださいね!

▼GASとChatGPTの連携でさらなるカスタマイズをしたい方はこちらの書籍もおすすめです。

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<コード.gs> ※APIkeyの部分はご自身のものに変更ください

// ===========================
// Google Apps Script: doGet()
// ===========================
function doGet() {
  return HtmlService.createHtmlOutputFromFile('index');
}

// ===========================
// Google Apps Script: GPT呼び出し(逆GPTチェッカー用)
// ===========================
function checkHumanLikelyScore(text) {
  const apiKey = 'sk-**************************';

  const prompt = `あなたは文章分析の専門家です。以下の文章がAIによって書かれた可能性はどの程度かを0〜100%でスコア化し、その理由を簡潔に3つ挙げてください。また、より人間らしい文章に近づけるための改善アドバイスを3つ提案してください。

【文章】
${text}`;

  const payload = {
    model: 'gpt-4',
    messages: [
      { role: 'user', content: prompt }
    ]
  };

  const options = {
    method: 'post',
    contentType: 'application/json',
    headers: {
      Authorization: 'Bearer ' + apiKey
    },
    payload: JSON.stringify(payload)
  };

  const response = UrlFetchApp.fetch(url, options);
  const json = JSON.parse(response.getContentText());
  return json.choices[0].message.content.trim();
}

<htmlcode>

<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <base target="_top">
    <style>
      body { font-family: sans-serif; padding: 20px; }
      textarea { width: 100%; height: 150px; }
      button { margin-top: 10px; padding: 10px 20px; font-size: 16px; }
      #result { margin-top: 20px; white-space: pre-wrap; background: #f9f9f9; padding: 15px; border: 1px solid #ccc; }
    </style>
  </head>
  <body>
    <h2>逆GPTチェッカー</h2>
    <p>あなたの文章、AIっぽく見えてない?スコア化してチェックしてみよう!</p>
    <textarea id="userInput" placeholder="ここにチェックしたい文章を入力してください"></textarea><br>
    <button onclick="runCheck()">スコアチェック</button>
    <div id="result"></div>

    <script>
      function runCheck() {
        const text = document.getElementById('userInput').value;
        document.getElementById('result').textContent = '判定中...';
        google.script.run.withSuccessHandler(function(response) {
          document.getElementById('result').textContent = response;
        }).checkHumanLikelyScore(text);
      }
    </script>
  </body>
</html>