業務自動化の第一歩として「Power Automate Desktop(PAD)」を使っている方も多いのではないでしょうか。
中でも「今日の予定に応じて処理を分けたい」というニーズは非常に多いです。
たとえば、在宅勤務の日はリモート用のアプリを起動、出社日はメールチェックや印刷処理をスタート……といった自動化ができたら、朝のひと手間がかなり楽になりますよね。
本記事では、Googleカレンダーの予定内容に応じてPADのフローを分岐させる方法をご紹介します。
PAD単体ではGoogleカレンダーと直接連携するのが難しいため、GAS(Google Apps Script)+スプレッドシートを中継する方法で実現します。
【STEP1】Googleカレンダーをスプレッドシートに出力する(GAS)
まずはGoogleカレンダーの予定情報をGoogleスプレッドシートに書き出します。以下の手順でGASを設定しましょう。
■手順
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「拡張機能」→「Apps Script」を開く
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以下のコードを貼り付けて保存・実行