最近注目を集めている生成AIといえば、ChatGPTやCopilot、そしてGoogleのGemini AIです。以前のブログではそれぞれのAIの特徴をざっくり比較しましたが、特にGemini AIについては、Googleアカウントとの連携に優れている点が大きな魅力。
GmailやGoogleドキュメント、Googleカレンダーなど、日常的に使っているGoogleサービスとシームレスに連携できることで、業務効率が飛躍的にアップします。
今回は、Gemini AIの「簡単設定でできる」便利な機能に絞って紹介します。実際に使ってみた感想も交えて解説するので、ぜひ参考にしてください。
① Gemini AIでGmailの下書きを自動作成
まず便利なのが、Gemini AIが生成したメール文をそのままGmailの下書きにできる機能です。たとえば、取引先に送る丁寧なビジネスメールや、お礼メール、問い合わせ対応メールなど、文章を考えるのが面倒な場面で非常に重宝します。
実際の使い方は簡単!
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Geminiに「取引先へのアポイントメールを作って」と依頼
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出力されたメール文の下にある「共有とエクスポート」をクリック
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「Gmailで下書きを作成」を選択
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Gmailの下書きに文章が反映されるので、必要に応じて修正・送信
コピー&ペーストの手間が一切不要で簡単に下書き作成できます。
さらに、3で「Googleドキュメントにエクスポート」を選べば、そのまま提案資料や議事録のベースの作成が可能。
これにより、日々の業務が一気にスマートになります。
② Google Workspaceと連携して情報を一括管理
Gemini AIのもう一つの強力な機能は、Google Workspaceとの連携です。具体的には、Gmail、Googleカレンダー、Googleドライブ、Google ToDoなどと連携し、情報取得・整理・スケジュール管理をGemini上で完結できます。
できることの一例:
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メールから情報を取得:「○○さんからの会議候補日って何日だった?」と聞くと、Gmailから該当情報を探して返答。
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ドキュメントの要約:「Googleドライブにある“2023年6月”の履歴書を要約して」と指示すれば、自己紹介文まで生成。
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タスク管理:会話の中で出てきたやることをToDoリストに追加。「持ち物リストをリマインダーとして保存して」と依頼可能。
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スケジュール管理:「今日の予定は?」「○○から来たイベントをカレンダーに追加して」といった操作も音声やテキストで完了。
【関連リンク】
👉 そのほかにもできること一覧がGeminiの公式サポートページに記載されています:
https://support.google.com/gemini/answer/15229592
設定方法もカンタン:
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Gemini画面右下の「設定とヘルプ(歯車マーク)」をクリック
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「Geminiアクティビティの管理」へ進み、アクティビティをONに
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アプリ一覧に戻って「Google Workspace」のトグルをON
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Googleアカウントに接続
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Geminiに話しかけて使い始める
実際に試してみたところ、Googleカレンダーから予定をしっかり取得して、自然な返事を返してくれました。AIなのにまるで秘書のようなサポート感に驚きです。
Gemini AIで業務も日常もスムーズに
いかがでしたか? Gemini AIはGoogleアカウントとの連携を最大限に活かすことで、「探す・書く・整理する・スケジュールする」といった日常業務のあらゆる作業を一元化できます。
特別なスキルや知識は一切不要。Googleサービスを日常的に使っている方であれば、誰でもすぐに活用できます。
今後もアップデートによってさらに機能が追加される可能性があります。まずは今回紹介した設定から試して、AIとの新しい働き方を体感してみてください!
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